最近のプレハブ事情

最近のプレハブ事情

 

プレハブと聞くと工事中の仮設事務所や仮店舗などによく使われているイメージがありますが、最近ではいろいろな用途で利用されています。今回は最近のプレハブの使い道などについてお話したいと思います。

 

まずプレハブってどのようなものなのでしょうか。プレハブは「プレファブリケーション(Pre fabrication)」を略した言葉で、元々の意味は現場で組み上げる前に部材の組み立てや加工をしておくことをさしています。

プレハブ住宅で使われている部材は工場で大量生産されているものを使用します。可能な限り工場で生産、加工、組み立てまでを行った状態で現場に搬入されています。大手メーカーが商品開発の段階から携わり、設計、生産、施工までを行うところも多くあり、建築後のトラブルがあった時などのアフターサービスが充実していることなども大手メーカーのプレハブ建築ならではのメリットでもあります。

また、価格面において、一般の木造建築よりも低価格での建築が可能です。それはプレハブは先述のとおり、工場である程度加工や組み立てが行われた状態で現場に届くため、現場での組み立てはとても簡単で短期間ですることが可能です。そのため余分な人件費などもかからずリーズナブルに建築をすることができます。

 

もっとお得にプレハブを建てたいと言う人には中古品もオススメです。中古のプレハブ差最近多く出回るようになっています。中古品ですので購入前にはもちろん痛みがないかなどをチェックすることも重要ですが、もし部材がなくなっていたり、破損している場合でも、工場で生産されているプレハブの部材は多く流通しているため手に入りやすく、安心して利用できると言えるでしょう。

 

 

実際にどのようなものにプレハブが利用されているのでしょうか。

個人的にいいな、こんな方法もあったのか、と思ったものはおうちの庭に作ったトレーニングルームです。もともと日本でプレハブが流通したのは子供の勉強部屋として、離れとしての需要からだったと言われています。その離れが自分だけのトレーニングルームにすることも可能なんです。スポーツジムに通いたいけれどなかなか自由な時間が作れない、と言う人も家の中にあればいつでも好きな時に自由にトレーニングをすることができますね。

 

他にもネットショッピングの事務所や倉庫としてなど、ネットが多く使われている現代ならではの利用方法もあります。ネットショップの倉庫はもともと家の部屋を使っていた人も多くいるのですが、お店が順調に大きくなると商品を置く場所がなくなってしまって困っていたと言う人もいます。

 

いろいろな使い道があるプレハブ、みなさんも気軽に使ってみてはいかがでしょうか?